東海連珠会

(東海連珠会メンバー作品による) 詰連珠コーナー

 ここでは主に東海連珠会会員による詰連珠作品を公開します。

 基本手筋を応用した初級問題、 趣向を凝らした中・上級問題、 実戦には現れない形の文字型・変り種問題 などの様々な問題を順次掲載していく予定です。チャレンジしてみて下さい。

 できるだけ自力で解くようにしてほしいのですが、 解けたと思った人、解くのが難しいと感じた人のために、 このコーナーでは次のようなサービスをしています。

初級問題

 基本的な手筋の勉強に役立つ基本問題がここにはあります。 数手以内に勝ちが決まる問題で、 三・四の追い手の連続による勝ち方、 ミセ手やフクミ手の基本的な応用、 禁手にハメル/禁手から逃れる方法、 などが学べます。

中・上級問題

 中・上級者向きの問題をここに載せています。 有段者でもかなり考えないと解けない問題もあるかもしれません。 新作問題だけでなく、 日本連珠社機関紙の「連珠世界」に掲載された問題も載せています。

文字型・変り種問題

 問題あるいは詰め上がりが文字になっている、 天元に黒石がない、黒白の石数があわない、等のように、 実戦では起こり得ないような形になっている問題です。 この種の問題を集めましたので、初級から上級まで様々な問題が混在しています。

実戦に役立つ最善着手問題

 実際の実戦では、次のように種々の要因を検討しなければなりません。

 従って、実戦のある局面で、詰みがあるとの情報を持っていれば、 それは様々な検討の対象の大半を検討外に置くもので、 問題の解はもうほんのちょっと手を伸ばせば届く所まできていると言っていいでしょう。 詰連珠の問題は、その意味で実戦における最善着手を探求する問題に比べればやさしいとも言えます。

 ここでは、様々な局面での最善の着手を問う問題を載せていきます。 「問題となっている以上何か好手がある筈だ」 という前提に立てばやはり実戦時の問題より易しくなっているのは止むを得ませんが、 追い手に限られないというだけでも詰連珠よりは柔軟な考え方が要求されます。

 次の一手 を問う問題と、 最善の着手列 を問う問題とに分けていますが、 この種の問題は、 誰もが容易に納得のいく解を持つ良い問題はなかなか作りにくいものです。 載せていくペースは他と比べると遅くなるでしょう。