(防ぎ側の)無駄手について (補足)

「(防ぎ側の)無駄手について」で書き足りなかったことを追加しておきます。

早すぎる四ノビ

b 03 05 12 12 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・例1・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・●○・・・・・・ ・・・・・●○○○甲・・・・・ ・・・・・・01●●・・・・・・ ・・・・●・・・・・○・・・・ ・・・・・○・●・●・・・・・ ・・・・・・○・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・

黒先の追詰問題で、黒が1と三をヒイたところですが、 白は甲と四ノビすることができます。 この甲の四ノビはどう考えるべきでしょうか。

b 03 05 12 12 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・例1解・・・・・・・・・・ ・・・・A・・●○・・・・・・ ・・・・・●○○○0405・・・・ ・・・・070201●●イ・・・・・ ・・・・●ハ・03ロ・○・・・・ ・・・・・○・●06●・・・・・ ・・・・・・○ニ・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・
b 03 05 12 12 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・例1変化・・・・・・・・・・ ・・・・03・・●○・・・・・・ ・・・・・●○○○・・・・・・ ・・・・A・01●●02・・・・・ ・・・・●・・・・・○・・・・ ・・・・・○・●・●・・・・・ ・・・・・・○・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・

黒1の三に白2と左に止めるのが強く、以下例1解のように進み、 “7後Aまたは(イロハニ)の四三勝ち”となります。 ここで白4の四ノビは必要で、四ノビしないと黒5から“4後イ”となります。

この場合、例1の図での甲の四ノビがあっても同じ図になり、 単に早めに打っただけのように見えます。

例1変化は、白2を反対に止めた場合の図で、 この場合は白甲の四ノビは防ぎに役立っておらず完全に無駄手となります。

どの変化図においても防ぎ側は無駄手を打つべきでありません。 こうして、例1の段階での甲の四ノビは、不急の手であるだけでなく、 ある変化図で無駄手となるものですので、 純粋な無駄手というものではありませんが、この時点では打っていけない手と言えます。