問題例 (黒先・追詰め)

b 05 04 15 14 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・○・・・・・・・・ ・・・・・・●・・●・・・・・ ・・・・・・・・●○・・・・・ ・・・・・・・●○・○・・・・ ・・・・・・○●・・○●・・・ ・・・・・・・・○●・○・・・ ・・・・・・・・・○・●●・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 黒先追詰め

このページの成果の一つです。 以下の記述を見る前に解いてみましょう (譜のクリックで問題を解くページに移ります)。

以下で、どのような観点と過程からこの問題が生まれたかを見ることができます。


ここでの観点: 大きく飛び出す両ミセ手 - b

膠着状態になった局面では、大きく飛び出す手が好手になることがあります。 三の先や剣先が離れている局面では、 大きく飛び出す手でそれらを結びつけることができる場合もあります。 このような手は、特に初心者・初級者には気付きにくいと思われます。

b 06 06 14 14 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・○○・・・・・・・ ・・・・・・・●・○・・・・・ ・・・・・・・●●・・・・・・ ・・・・・・・●・●・・・・・ ・・・・・・●・・・・・●・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 黒先

原図、黒先: 最終がイの両ミセ手になるように作ろうとしています。 これだけ離れた手が決定打になるのは気持ち良いものです。


b 06 06 14 14 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・○○・・・・・・・ ・・・・・・・●・・・・・・・ ・・・・・・・●●・・・・・・ ・・・・・・・●・●・・・・・ ・・・・・・A・・・・・●・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 黒先

作例1 途中図1、黒先: 三でA点に黒石を置けそうなので、その方向で考えます。 しかし、このままでは多くの余詰めがあり、また 右にある黒石がいかにも不自然です。


b 05 05 15 14 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・●・・・・・・・・ ・・・・・・○○●○・●・・・ ・・・・・・・●○・○・・・・ ・・・・・・○●●・○・・・・ ・・・・・・・●○●・○・・・ ・・・・・・・・・・・・●・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 黒先追詰め

作例1 完成図、黒先 (黒9、白9): 右側の黒石の不自然さをいくらか減少させています。 余詰めなく、途中での四ノビを不可にしていますが、白石が増加し、 そのため攻めに関係のない黒石も増加しています。 (問題を解くページへは 譜のクリック)


b 06 06 14 13 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・ba・・・・・・・ ・・・・・・・●・・・・・・・ ・・・・・・・●B・・・・・・ ・・・・・・・A・●・・・・・ ・・・・・・・・・・・・●・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 黒先

作例2 途中図、黒先: A、Bの三にa、bの止めが必然のようにできれば、作例1・途中図になります。 他の勝ち筋を消しつつそのようにできれば、最終の決め手が奥に隠れ、 その発見は難しくなるでしょう。


b 05 04 15 14 ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・○・・・・・・・・ ・・・・・・●・・●・・・・・ ・・・・・・・・●○・・・・・ ・・・・・・・●○・○・・・・ ・・・・・・○●・・○●・・・ ・・・・・・・・○●・○・・・ ・・・・・・・・・○・●●・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 黒先追詰め

作例2 完成図(ページ先頭の問題例に同じ)、黒先 (黒9、白9): 途中図の考えを実現した図です。 ここでの観点である遠方両ミセの決定打だけでなく、 そこに至る3回の三の手順も自慢できそうな問題です。 手数を長くすれば良問になるわけではありませんが、難問にはなるでしょう。 (問題を解くページへは 譜のクリック)