全問題は レベル (● と ○ の両者が最善を尽くした場合に、 ●を5個並べるのに使う黒石の個数) で分類して提示されています。 同じレベル内の問題図は、筆者の主観的判断に基づいて、 易しい問題図から難しい問題図へ順に並べています。
お使いのブラウザの中で、対話的に楽しめるようにしています。 人は ●と ○の両方を持ち、 いずれの立場からも最善の着手を試みます。 (いずれコンピュータと対戦できるモードも追加する予定ではいます。)
まずは問題図を見て頭の中で考えてみて下さい。 “ヒント”とある部分の【 】の中をマウスでなぞると 参考になるかもしれないヒントが現われます。 必要と思えばヒントを見て考えるのも良いでしょう。
一手ずつ確認しながら最善手の系列を見つけたいのであれば、 “チャレンジ”ボタンをクリックして下さい。 コンピュータの表示画面を見ながら最善手を見つけることのできるページに移ります。 そのページには“アドバイス”のメニュ項目があり、 “出す”と指定すれば 各着手毎にその手に対する参考情報を出してくれます。
問題図から ●・ ○の最善手の系列を発見できたと思えば、 “解説”ボタンをクリックして 解説ページで確認することができます。 しかし、予期していなかった好手・好防があったりして間違っているかもしれません。 その場合は改めて検討してみる前に解答を見てしまうことになりますので、 まずは前述の“チャレンジ”を使い、 考えた系列の正しさを確認してみるのが良いでしょう。
レベル1 ですので、直ちに五ができる問題図が集められています。 間に空点のある四や、斜めに伸びている四は、最初は見つけにくいものです。 慣れることから始めましょう。
レベル2 ということは、 「達四を作って次に五を作る」方法に加え、 「四々を作って次に五を作る」方法も可能です。 達四を作る方法に加え、四を2つ同時に作って ●の勝ちにする方法を学びます。 やはり、間に空点のある四や斜めの四は見つけにくいものです。
レベル3 になると勝ち方も増え、 次のような勝ち方が出てきます。
四や三を同時に2つ作るのは、 5ならべミニ のもとになった 連珠 でも基本的な勝ち方です。 しっかり学んでおきましょう。
レベル4 になると勝ち方も増えてきます。 これまでのように分類するとかえって煩雑になるので省略します。 要するに、四や三を使いながら攻めて、四と三を同時に2つ作るのが基本です。
このレベルになると ミセ手 を使う問題も出てきます。 連珠ではミセ手は強力で有効な手段です。 その威力を実感できる問題図も出てくるでしょう。
やはり四や三を使いながら、時にはミセ手を使って攻めることもありますが、 レベル5 になると、 フクミ手を使って勝つ問題図も出てきます。 フクミ手をうまく使いこなすのは連珠の有段者でも容易でなく、 ヨミの力が必要になってきます。
レベル6 になると、 連珠の高段者でも難しいと感じる問題図もあり得ます。 自然で素直な着手の連続で勝てる問題もありますので、 易しめの問題図から挑戦していって下さい。
狭い盤面ですので レベル7 以上の “良い”問題図はなかなか作れませんが、 やはりかなり難しい問題となってしまいます。
“良い”問題図 が持つべき性質として、 次のものがあります。
1.は問題図として成立するための絶対条件です (不詰め 問題の排除)。
2.を満たさない問題は 余詰め 問題と言われ、問題図としての価値はないか大幅減です。
3.は望ましい条件ですが、
同じ勝ち手筋で 手順前後 しても良いことがあり得ます。
特に最後の四追い部分では、手順前後しても勝ちに至ることが多くあります。
また、四を作っても作らなくても同じ勝ち手筋で勝てる場合もあります。
4.も望ましい条件ですが、強く望まれるものです。
ここには、1.と2.を満たす問題図を用意するようにしています。 また、できる限り3.も満たすようにしていますが、 そうでない問題図もある割合で含まれています。ご了承下さい。 4.に関しても、 できる限り解き手の将来に役立つであろう手筋を含む問題を選んでいます (作者の主観が入らざるを得ませんが)。